リビングをシンプルモダンにDIYリフォーム!素人がテレビとイケアのベストーを壁掛けにしてみた。

少ない予算でオシャレなリビングにしたい!どうせなら壁掛けテレビにしたい!それなら今流行りのDIYに挑戦してみようと、ネットで調べた知識を駆使して完成しました。

素人が作った割には仕上がりにとても満足

そこで今回は、知識ゼロ経験ゼロから始めたリビングDIYリフォームが、なんとか形になるまでに得た知識をご紹介したいと思います。

目次

壁掛けテレビ周りのデザインを決める

我が家の場合は、高級感があって、時がたっても時代遅れと感じにくいシンプルモダンな室内デザインを目指しました。
まずは参考にできそうなインテリアデザインの室内画像を片っ端から探しました。

オシャレルームがたくさん載っているサイト

HOUZZ
https://www.houzz.jp/

ピンタレスト
https://www.pinterest.jp/

ルームクリップ
https://roomclip.jp/

紹介したサイトには素敵なデザインアイデアがいっぱいあるのですが、気になる室内デザインの家具はオーダー制作だと思われる作りがほとんどで、予算オーバー必至です。

イケアのベストーに決めた理由

そんな中、イケアのベストーを使ったアイデアに目が止まりました。これならすぐに手に入るし、価格もお手頃です。

早速イケアのホームページでベストーを調べると、「ベストー収納プランナー」というパソコン上でベストーの組み合わせを試せるツールが有りました。


ベストー収納プランナー
※新しいベストープランナーに変わっていました。操作が簡単になっていますが、残念ながらベストー以外の家具や窓の設置などができなくなっていました。

窓の位置や間取りも正確に入力できて、一番悩む配置をいくらでも試せる優れもです。

これは便利!と試行錯誤を繰り返して現在のベストーの組み合わせと配置に決めました。

ちなみに海外でもベストーを使ったインテリアが人気のようで「besta hack」でgoogle検索すると様々なアイデアが見られます。

壁掛けしたい壁にビスが止まるのか確認する

壁掛けデザインが決まったら、取付ける壁はビスがしっかり止まる素材かどうか確認します。
そこそこ重量のあるテレビや棚を壁に取り付けるので、ビスがしっかり止まっていないととっても危険です。

ビスが止まらない壁は石膏ボードでできています。石膏ボードかどうかの確認方法は虫ピンを刺すだけ。刺してみて針先が白くなったら石膏ボードです。虫ピンは後々隠れる場所に刺しましょう。

石膏ボードの場合はビスが止まるようにするために、ベニヤを貼る追加作業が必要です。

我が家はベニヤだったので次のステップに進みました。

必要な道具と材料を揃える

1,イケアでベストーを買う

https://www.ikea.com/jp/ja/
イケアがお近くにあるなら購入するだけですね。遠くでも公式オンラインショップで揃います。

2,テレビ壁掛け金具を選んで注文

色んな商品が出ていますが、我が家で選んだのはこちら

テレビの向きが変えられる伸縮タイプです。おまけで下地センサーを選べるのでお得です。
将来テレビのサイズを変えても耐えられるよう65インチまで対応の物を選びました。

3,下地センサーを買う

テレビを壁掛けにするためには、壁に2ヶ所穴を開けて配線を通します。もし穴を壁中の柱がある場所に開けてしまったら最悪です。
なので事前に下地センサーを使って柱の位置を見つけてマスキングをします。

4,電動ドライバー、ホールソー、丸ノコを用意する

我が家の場合は電動ドライバーと丸ノコはすでに持っていたのでそれを使っています。
購入する場合のオススメをご紹介します。

電動ドリルドライバー

大きめの穴を開けるのでそこそこパワーがあるものが必要です。
他にもDIYをすることがあればコードレス18V6Aのドライバーがおすすめです。少し高い気がしますが、一番良く使う道具なので価値はあります。

【makita】マキタ『充電式インパクトドライバ』TD171DRGXB 黒 18V 6.0Ah×2

日本メーカーで安心して使えます。その中でも安価なこちらをおすすめします。ちなみに中華メーカーの製品が安価で大量に売っていますが、あまりおすすめできません。

HiKOKI 12Vコードレスドライバドリル FDS12DVD 工機ホールディングス【日立工機】

丸ノコ

今回の用途はベストーの裏側に大雑把な溝を掘るだけなので丸ノコならどれでも大丈夫です。

ホールソー

我が家の場合は手持ちのホールソーを使ったので、アマゾンで比較的評価のいい商品を調べました。

5,その他必要なもの

  • 鉛筆
  • メジャー
  • 水平器
  • L型定規(指矩 曲尺とも言います)
  • マスキングテープ
  • 針金(配線を穴から引っ張り出す時に使います。)
  • ハンマー

上記はダイソーなどで揃います。

ノミ


ベストー裏側に溝を彫る時に使います。隠れるところなので見た目気にしない方はなくても大丈夫です。

配線穴カバー


配線の痛み防止のため壁に開けた穴に取り付けます。我が家の場合は60mmを選びました。あまり小さいものだとケーブルの先が通せなくなるので5~60mmくらいの物をお選びください。

配線カバー

アンテナ線とケーブルを通す分の太さのもの、長さは画像7をもとに状況に合わせてご用意ください。我が家の場合は1mで足りました。

アンテナ線

画像7を参考に長さをご用意ください。我が家のように壁側差し口がベストーの裏側に隠れるときはL型差し口になっているものをお選びください。

電源タップ

画像7を参考に長さをご用意ください。我が家のようにコンセントがベストーの裏側に隠れるときは電源タップのプラグの先が90度に曲がるものをお選びください。
AVアンプの裏側にスペースが少ないときはなるべく小さいタップをお選びください。

ダンボール

テレビとだいたい同じサイズのもの。小さいものをテープでつなげて作ってもいいと思います。

一通りの材料と道具が揃ったらいよいよ作業開始です。作業時間は4~5時間くらいを見ておけばいいと思います。

テレビとベストーの取り付け位置を決めて壁に書き込む

1,ベストー壁掛け位置を決めてマスキング

横長ベストーのサイズは幅60x高さ38cmなので水平垂直になるよう壁に鉛筆などで書いていきます。

最終的にベストーで隠れますので直接壁に書いていきました。

2,次にテレビ位置を決める。

ダンボールをテレビと大体同じサイズに切り、テレビに見立てて取り付けたい位置にマスキングテープで仮止めします。

 

位置が決まったらダンボールの四隅にマスキングテープを貼り付け、ダンボールは剥がします。

3,壁中の柱の位置を調べて印をつける

下地センサーを使って柱の位置を大まかに特定します。
下地センサーを壁に当て、ボタンを押しながら左右にスライドさせます。柱のあるところでブザーが鳴りますのでその位置にマスキングテープを貼ります。

配線の仕方を考える

イケアのベストーを壁掛けにするだけなら、壁に金具を取り付けて引っ掛けるだけなので簡単です。 テレビも壁掛け金具を買って取り付けるだけです。

問題は配線。電源やアンテナ線を外から見えないようどうやって隠すか考えねばなりません。

そこで我が家で行った、うまく隠すための工程をご紹介します。

1,テレビ壁掛け金具の位置を決め、テレビ配線用の穴の位置を決める

位置決めでつけたマスキングテープを基準にテレビ壁掛け金具の位置を決めます。金具を壁に当てて輪郭を鉛筆でなぞるのが早いです。

金具の位置が決まれば、次はどの辺に配線穴を開けたら取り回しがしやすいか、テレビの裏側の差込口を確認して中心より左右どちらがいいか決めます。

左右どちらかの柱にかからない場所を割り出し、ホールソーを使って円を書き込みます。

ベストー側の穴あけ位置はベストー壁掛け金具取り付け位置よりも下側になる場所を選びましょう。

2,電源とアンテナ線の配線位置と溝掘り位置を決める

コンセントからテレビまでの配線位置を決め、鉛筆で書きます。ベストー裏側に配線の通り道を掘るためです。

配線の位置が書けたら念のために買っておいた配線を当ててみて長さが足りるか確認します。

3,穴の位置と溝の位置を測定しておく

ベストーの裏側を加工する時に使います。

ベストー加工作業

次はいよいよベストーを加工します。
丸ノコで溝を切る時に大量の粉塵が舞います。ベストーの加工はできる限り外で行いましょう。

1,ベストーを組み立て、裏側に溝と配線穴を開ける。

説明書通りにベストーを作ります。この時まだ扉は付けないでおき、一番最後に取り付けます。そのほうが壁掛けしやすく余計な傷が付きません。

イメージ08で測った数値をもとに、溝の位置と穴の位置をベストー裏側に書き込みます。


丸ノコの刃の深さを裏板に当たらないところに調整し、大体5mm間隔くらいで何本も切り込みを入れます。


切り込みをいれたら、ノミを使って余分な木片を削り落とします。
ホールソーでゆっくり穴を開けます。

壁側下準備

1,壁に穴を開ける

画像6で決めた位置にホールソーを使って穴を開けます。

2,テレビ壁掛け金具を取付ける

位置が決まってるので取付けるだけです。水平をたもってビス止めしましょう。

3,ベストー壁掛け金具を取付ける

説明書の通り壁に印をつけてビス止めします。

4,配線カバーと配線穴カバーを取り付け。配線を通す。

イメージ07で決めた位置に配線カバーを取り付け配線を通します。

イメージ06の穴に配線を通します。この時、上の穴から下の穴へ針金を通し巻き付けて引っ張り上げます。

最終取り付け

1,ベストーを取付ける

端から順にベストーを取り付けていきます。

2,AVアンプ等に線をつなぐ

ベストーに開けた配線穴に配線を通してから壁に設置します。
その後AVアンプ等を接続します。

3,テレビを取り付け、配線。残りのベストー、扉や引き出しを取り付けて完成

テレビを取り付け接続します。一度ちゃんと映るか確認します。

右上のベストーも取り付けて、扉や引き出しを取り付け完成!

サラウンドシステムもつけました。

今回は割愛しましたが、5.1chのサラウンドシステムも同時に取り付けました。

ベストーの下に小さいスピーカーを3基つけて、ソファー側にスピーカー2基とウーファーをおいています。でもこの配線がかなり大変でして、ちょっとおすすめできません。

そのかわりに今はバーチャルサラウンドと言って、1ユニットを取付けるだけで、サラウンド効果が得られるスピーカーがあります。

サラウンドバーの紹介

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

もしこの記事を参考にDIYされた方いらっしゃいましたら結果をコメント頂けたらこれからのブログの励みになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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