皆さん釣れてますか!釣れたときのあの感動は他に代えがたい楽しさがあって、すっかりハマってしまったテフ海苔です。
そんな中、最近始めたメバリングですが、んまーあんまり釣れません。巷の先輩釣り師ブログを見ると比較的簡単に釣れると紹介されていたのに。。。
「下手くそだからだろ!」というつっこみが聞こえてきそうですが、それ以外によるハードルが高い気がしてならないのです。
そこで今回はショアメバリングを始めようとしている方へ、僕が一匹目を釣り上げるまでに経験したハードルたちをご紹介したいと思います。
僕はこのハードルを知らず、無駄な出費と時間を使ってしまいました。
とその前に話を読みやすくするため、先に僕がネットで調べたメバリングの道具と、釣れるポイントをざっくりお伝えします。
メバリングの道具
ロッド
6フィートから8フィートくらい ライン強度、1lb~6lbくらい ルアーウエイト0.4g~5gくらい とにかく繊細。
リール
シマノなら2000番台 ダイワなら1500番台 とにかく繊細。
ライン
1lb~6lbのPEラインやフロロカーボンライン、エステルライン とにかく細い。
ルアー
ジグヘッド&ワーム・・・重りのついた針に細いミミズみたいな疑似餌をつけたもの。まずは0.5g1.0g1.5g位あればよい。とにかく軽い。
釣れるポイント
場所 隠れ家になるようなテトラポット周辺や、ゴロタ石など
時間帯 夜のほうが比較的釣れやすい
何をお伝えしたいかというと、要は
- 糸が細い
- 竿もリールも繊細
- 投げるルアーが軽い
- 夜のテトラが釣りやすいという、ちまたの情報
この四点です。
風や波の影響を受けやすいポイントだと難易度が激変
メバルが比較的釣りやすい時間帯として巷のブログでは夜のテトラを紹介していました。初心者の僕は「そうかー夜のテトラがいいのかー。」と素直に夜のテトラ帯へ行き、防波堤のはしごを登って沖が見えた瞬間。
「ビュォォオォォォ」
そうなんです。テトラ帯が設置してあるのは大体が沖の方で、風をさえぎる建物なんかありません。風速5mくらいの風でも細い糸と軽いジグヘッドには脅威でした。
暗闇の中ではジグが殆ど見えない
風があるなー。でもせっかく道具も揃えて来たので、とりあえず1gのジグを付け・・・
・・・シュッ。
・・・ビュォォ!「シーン」
・・・ジグ飛んだよな?どこいたのか全くわからん。(とりあえずリールを巻く)
・・・ガチン!、うぉ!?ジグが返ってきてた!
テトラ帯には街灯なんか一つもありません。夜釣りなので当然暗いのは想定していましたがテトラ帯は真っ暗闇です。ヘッドライトを使えばいいじゃないと思っているかもしれませんが、海に光を照らすと魚が散ってしまうため出来ません。
しかも軽く小さいジグは投げた時に飛んでいく感覚が殆どありません。更に風の影響で流されて、どこにどれだけ飛んだかさっぱりわかりません。リールを巻いても感覚ほぼゼロ。
ジグが戻ってきたと気づくのは巻き過ぎで竿先にジグがガチンと当たったとき。
ライントラブルで追い打ち
それでも投げ続ければ釣れるんじゃないかと、めげずに投げつけること数投目・・・
・・・(ぐぐっ)ん?釣れたか?
・・・あれ?リールが回らん。(リールにヘッドライトを当ててみる)
・・・!!ラインが絡んでる!
これは、選んだラインの選択ミスです。手持ちの古いリールに、リーダーつけるの面倒なのでフロロカーボンラインにしたのが原因です。フロロカーボンラインは、巻グセが付きにくく、しかも風のある日に軽いジグを投げていたため、巻がゆるくなってスプールから飛び出し本線と絡まってました。
細すぎるライン、結び直すのが激ムズ
・・・あーあ。仕方ない。絡まった糸切って直すか。
・・・ビュオォ!あれ?糸どこ言った?
・・・(5分経過)はぁ。あった。まずスナップに通して・・・
・・・(10分経過)見えにくい!細い!透明!もう嫌だーーー
これもフロロカーボンライン、しかも2lbというメバリングの中でも細めの糸を選んだのが問題でした。
結論、メバリングは他の釣りよりも潰しが効かない
先輩ブログを見るとほとんどに、「釣り場の状況に合わせて道具を変える、用意しましょう」と書いてあります。
たしかにそうなのですがシーバスやタチウオを狙う釣りだと、ラインが太く、ルアーも重くなるので、多少海や風が荒れてても釣りすることはできます。
でもメバリングのような繊細な釣りでは、状況に合わせた道具の用意がきちんとないと、釣りを始めることすらできなかったです。(実感)
というわけで、変更と追加した道具をご紹介します。
メバリングするならここまでは確実に用意しましょう。って過去の自分に教えてあげたい。
今のタックルはこれだ!
ロッドそのまま
メジャークラフトのバスロッドを流用しています。でももう少し長いロッドに変更予定。今のロッドは6ftなので、もう少し飛距離がほしい遠浅のポイントや、高い位置からキャストするテトラだと不便なためです。検討中の商品を参考までにご紹介します。
リール
安価でアマゾンなどで評判の良いリールを探してこれにしました。
ライン
とても軽い0.3gジグヘッドと飛距離が欲しい時用の4g以上プラグを同時に使いたいので、引張強度の高いPEラインと、水に沈むフロロカーボンラインの良いところを取った高比重PEラインにしました。
同じ価格帯の高比重PEラインで有名な「よつあみ オードラゴン WX4F-1」かセフィアか悩みましたが、オートドラゴンの強度実測値がメーカー指定の強度より40%も低いと書かれたこちらの記事を読んで、セフィアを選びました。
また、PEラインの場合はショックリーダーを呼ばれるフロロカーボンラインを50cmほど結ぶほうが良いです。PEは擦れに弱く、フロロカーボンラインは擦れに強いので、その弱点を補う意味があります。
僕はこれを選びました。調べた限りフロロカーボン素材ならどのメーカーでもそれほど差はないと思います。
ルアー
プラグ・・・
ジャストエース FCTストリームドライブ45CB SSは行きつけの釣具屋店員さんのおすすめで試しました。メバルの反応抜群です。クリア系のSS(スローシンキング)をまずは一つ持って堤防周りを試してみてください。これより重い4.2gのファットビーグルは、遠浅のポイントで飛距離がほしい時用です。こちらも十分反応してくれます。
ジグヘッド&ワーム・・・メルカリで買ったジグワームセット。ケース付き。
ジグヘッドとワームの組み合わせはとても奥が深いようで、最適解はまだはっきりしません。まずは色々試してみたかったので、メルカリで売っていたジグヘッドセットを買ってみました。
ナイトゲームで釣果出ました
テトラ帯はジグで。遠浅の岩場、堤防の際などはプラグが効果絶大でした。特に堤防でのプラグはメバルの反応がよく、連続釣果に繋がりました。
逆にテトラではプラグよりジグのほうが結果につながる印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これからもどんどん経験値をあげて実際に試して釣果につながったことを記事にしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。